青春って素敵! 平成の群像劇ドラマ5選

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平成時代は、恋愛ドラマだけでなく「青春群像劇」というジャンルも花開いた時期。
学校や部活、仲間との日々を通して成長していく姿を描くこれらのドラマは、誰もがどこかで共感できるエピソードであふれていますよね。
今回は、その中でも特に印象的な5作品を紹介します。

『白線流し』(1996年・フジテレビ)

酒井美紀主演、長野県松本市の高校を舞台に残り少ない高校生活の一瞬一瞬を丁寧に描いた群像劇。
受験勉強に追われつつも、お互いに励ましあいながら残りの学生生活を精いっぱい楽しもうとする彼らを見ていると、なんだか学生時代の思い出が鮮明によみがえってくるよう。
放課後の教室や校庭でのちょっとした会話のやり取り、何気ない登下校のワンシーンのひとつひとつが青春の甘酸っぱさを際立たせています。

『天体観測』(2002年・フジテレビ)

伊藤英明主演、かつて同じ大学の天文サークルに所属し友情を誓い合った男女7人の再会と成長を描いた群像劇。
学生の頃のように大きく羽目を外すことはできなくなったけど、それでも仲間のためならなんだってできる…。
日々起こるさまざまな問題にぶつかり合いながらもひたむきに生きる彼らに、あらためて親友って素敵だなと思わせられる作品です。

『オレンジデイズ』(2004年・TBS)

平凡な大学生の結城櫂(妻夫木聡)と、過去に聴覚を失い心を閉ざしてしまった萩尾沙絵(柴咲コウ)を中心とした5人の青春群像劇。
櫂・沙絵・小沢茜(白石美帆)・矢嶋啓太(瑛太)・相田翔平(成宮寛貴)の仲良し5人組で、校内でたわいもない話をしたり、キャンプへ行ったり、飲みに行ったり。
なんでもない日常を、オレンジ色の夕日がいつも包み込んでくれるようなやさしい演出が心地いい作品。

『WATER BOYS』(2003年・フジテレビ)

山田孝之主演、高校生がシンクロナイズドスイミングに挑戦する笑いあり感動ありの群像劇。
最初はみんな素人で動きもぎこちないのですが、練習や大会を通して仲間との絆が深まっていく過程は見ていておもわず胸が熱くなります。青春のひたむきさと友情の尊さを存分に味わえる作品です。

『ドラゴン桜』(2005年・TBS)

阿部寛主演、受験と青春をテーマにした異色の群像劇。
落ちこぼれ高校生たちが、元暴走族で教師の桜木先生(阿部寛)の指導のもと、東大合格を目指して奮闘する姿は勉強だけでなく自己成長の物語としても楽しめます。
仲間と励ましあいながら勉強に取り組む姿はなんだか学生生活を思い出すようで、観終わった後は自分自身も何かに挑戦したくなる気持ちになります!

ーあの頃の自分に思いを馳せてー

平成の群像劇ドラマは、単に青春を描くだけでなく、登場人物たちの成長や友情、葛藤を丁寧に描写することで、今見ても色あせない魅力を持っています。
それぞれの作品には、青春の甘酸っぱさや熱さ、時には笑いがぎっしり詰まっており、自身の青春を思い返しながら懐かしさとともに楽しむことができます。
あなたも“あの頃”へ、平成ドラマとともに思いを馳せてみませんか。

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